以前もかきましたが、また書きます。
美容室のホームページってのは
サロンの印象を伝えるツールとしてなくてはならないものですが
今はSNSの隆盛の時代で
個人のブランディングはもちろんサロンとしてのSNS活用も盛んな時代です。
がしかし、やはりサロンの看板となる本家本元のホームページというものは絶対的に重視すべきものだと考えています。
よく勘違いされやすいパターンなのは(特に美容室側が)
WEBに上げたからって効果あるの?
とか
SNS更新したからって何になるの?
とか
ブログに書いても反響ないしね、というようなネガティブな意見。
まぁ、ごもっともなご意見です。
我々の仕事は目の前のお客様を美しくすることに尽きるので、別にやらなくてもやってもどっちでもいいんです。
目の前のお客様に満足して頂けるならば、そんな時代の流れに乗らなくてもいいと僕は思ってます。
が、
このインターネット時代に
『期待される美容師』や『検索される美容室』になれた時に
そのバックボーンがあるのとないのでは
雲泥の差があります。
目の前のお客様の為に、というそもそもの目的が、あなたの中でいつまにか『WEBの充実』にすり替わっていることに気付いていますか?
ということ。
そして、何故それでもWEBの充実を図るのか、ということをあなたは考えたことがありますか?
ということです。
今、残念なことに、『高まろうとしない美容師』が増えていると聞きます。
現に、ウチでもそうかも知れません。
別にWEBの充実だけをやっているわけでもなく
本職の技術向上が1番大切です。
でも、どっちもやらないといけないんです。
それがサロンのホームページ制作を任されているIT部の責任です。
その我々IT部が大切にしている一つのマインドがあります。
弊社のホームページは、世にまだインターネットが普及してくる前の約18年前くらいから存在し
当時は美容室でホームページとかめずらしい時代で、フラッシュもバリバリ搭載したかっちょいいホームページだった。
ホームページと言えば、外注で作ってる所がほとんどで
まぁそれなりにお金を出せばかっちょいいホームページが出来ます。
でも
でもですね
手間暇かけてでも、ちょっとクオリティ落ちてでも自分達で作る理由。
それはズバリ
ズバリですね
「心」なんです。
そう、心なんです。あとんす。
他にも色々、小回りが効かないとか、コストの問題とか、デザインの善し悪しとか
あるんですが、一番大切にしているのは「心」です。
それは現場で働いているスタッフやその空気感が伝わるかどうかってとこです。
というより、現場で働いてるスタッフが一番それを分かってないといけないし、分かってるから書けることがあるというか。
言葉だけじゃなくて、現場を知ってるから作れることがあると思っていて、それがお客様や見てくれる人達に伝わるだろうな(伝わって欲しい)と思うのです。
美容室は人と人が関わる場所だから、心で繋がっている人と人の目線を忘れないようにしたいってのが一番の理由です。
そしてその想いを、完全自主制作することで、より濃いものへと昇華出来ると思っています。
インターネットって便利だし、なくてはならないものになってるけど、やっぱりそこの部分を忘れてしまうと
「心」のない情報だけが載っている寂しいサイトになると思うのです。
いくらデザインがかっこ良くても。
(通販サイトとかは別で、ウチの美容室の話です)
使ってる素材は全部、(当たり前かもけど)
ウチのスタッフが撮った写真や、スタッフの作品を使っています。
B-THREE BLD.がオープンしてもうすぐ1年。
『トータルライフビューティー』というコンセプトを掲げ、一拠点で頭の先からつま先までの全身美を提供し、そのベースとなるライフスタイルにまで美を浸透させたいという、弊社の想いがあります。
だから、たかが素材のイメージ写真だとしても、本当のアイリスト、ネイリスト、エステティシャン、そして美容師がその制作に関わることで、本当の意味で伝わるものが出来ると信じています。
専門知識もない中で、撮影も編集も構成も自分達で考えて、行動に移し、世に出す。
その繰り返しの作業でしか、自分達の情報感度や作り手側の意識、提供する側のスタンスが確立することはありません。
只今、1周年記念に向けてリニューアル作業をしています。
是非、完成したら見てやってください。
そんな感じで、今日も頑張ります。