先週、目を疑うようなニュースが飛び込んできた。
Ken Yokoyama はMステに出ます。 http://t.co/I1umviBTfU
— 横山健 (@KenYokoyama) 2015, 7月 3
次週「Mステ」にKen Yokoyama、生パフォーマンスを地上波初披露
なんと、KEN BANDがMステに出るという。
「ただアーティストが音楽番組に出るだけじゃん」、と思う方もいるかも知れないけど、これは、ずっと彼らのスタイルを追っているファンからしたら、とんでもない事件なのである。
いくら「CDが売れない時代」も言われても、それでも声高に、「レコードを手にとって、そのアーティストの温度を感じ取る、歌詞カードやジャケットや、その物質の隅々から感じれる情報」にこだわりを持ってきた横山健という人。
最近では、コラムを書籍化したり、写真集を出したり、ドキュメンタリー映画を作ったり
何とかそんな時代にロック(反発)して、色んな試行錯誤をされて来たんだろうと思う。
そして、次なる表現が「テレビ出演」
色んな意見があるみたいだけど、僕はかなり賛成というか、素晴らしい決断だと思っている。
「横山健も落ちたな」なんて言う人も居るだろうけど、僕はむしろ「飛躍した」んじゃないかと思う。
飛躍という言い方が正しいかは分からんけど、進化とか、前進とか、そんな類のニュアンスがしっくり来る。
いちファンとして、この決断はかなり嬉しいというか、テンションが上がった。
これって美容師にも通じるところがあって、「こだわりの変遷」とでも言うのか、その時その時で「変わる」ことって沢山ある。
例えば
「俺はセニング(梳きばさみ)は使わねぇ!」って思ってた人が、セニング使い出すとか。
「刈り上げでバリカン使うのは邪道!」って言ってた人がバリカン使い出すとか。
”お客様の髪の毛をよりデリケートに扱いたい”とか”ハサミだけで作る職人気質”みたいなものを持ってた人が、いきなりその手法を変えたりする。
周りは戸惑っちゃったりするし、「え?」みたいになる事も多いけど、でも、だからと言って、軸はブレてないのだ。
これも「こだわりの変遷」だと思う。
健さんも、絶対にブレていないだろうし、むしろ、その想いはより強固になってると思う。
「テレビになんか絶対出ない横山健」と「テレビに出る決断をした横山健」は、自分の信念を持ち続ける為に、出した答えが変わっただけで、その根本は何も変わってないのだ。
(「セニングを使わない美容師」と「セニングをやっぱり使ってみようと思った美容師」は、自分の軸が変わったんじゃなく、信念を表現する為のツールが変わったのだ)
と、僕は勝手に解釈している。
7月10日のミュージックステーションは、何が何でも見る。
演奏は今日フラゲ予定の新曲「I Won’t Turn Off My Radio」
楽しみだ。
皆さまも是非、見て感じて欲しい。
横山健という人間を、KEN BANDが奏でる音楽を、その精神を。
※先日の京都大作戦での健さんMCがTwitterで流れて来たので、貼っときます。
健さん新曲前のMC
Mステに出る理由。
「ここには2万人がいるけど、君達は凝縮された2万人なんだ。全国は広い、そん中にはロックンロールのロも知らない人がたくさんいる、そういう人たちのところにも自分から足を突っ込んでかなきゃ」
「I Won't Turn Off My Radio」
— ぽっぽおじさん (@bmtommy) 2015, 7月 5
みんな、マジ見て!
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