4月に入社した1年生が、やっとシャンプーテストに合格し、次のカリキュラムに進んでいます。
ウチはシャンプーに対して並々ならぬこだわりがあり、一般的なサロンさんよりかはかなり長く厳しい時間を割いています。
恐らく彼らの同級生達は、バリバリカラー塗布してたり、ワインディングをしていたりするでしょう。
美容室は学校ではないので、基本的にはあれやこれやと全てを口出しすることはリスクも伴うと思いますが、やはりお客様に均一なサービスと技術を提供する為には、「教育」という部分は欠かせない要素の一つです。
社員50数名の中小企業にもなれば、個人差が生まれるのは当然で、皆が一定のラインを超える為の「教育」であり、その平均値を上げる仕組みを会社は作らないといけないと思っています。
その時に大切なのは「何故そうするのか」という、半ば精神論にも似た意識付けを叩き込むことだと思っています。
皆、やり方や答えを知りたがるけれど、そんなものは無く、いざ自分がお客様と対峙して全ての責任を負った時は、その目の前のお客様と自分の間にしか「答え」はありません。
体系化され過ぎた技術指導は、頭の硬い人材を増やすことなり、今後最も大切になってくる「考える力」というものが養えない原因の一つになっていると、僕は感じています。
一つ一つの動作には意味があり、理由があります。
その真意を感じ取り、読み解き、実行に移せるようになることが、結果、お客様の思いを汲み取る力に繋がっていき、新たな気付きをもたらします。
その力は、普段から頭をフル回転させて「考え続ける」作業の繰り返しでしか身に付きません。
「教えて貰うことが当たり前になっていませんか?」
「教えて貰ったことが全てだと思っていませんか?」
今一度、自分自身に問いかけて欲しいと思います。
何故の追求こそ、成長の突破口。
自分も気付けば中堅に位置し、後輩スタッフを指導する立場になっていて、彼らから学ばせてもらう事もしばしばです。
自分達が先輩から伝えられた事を、後輩に繋いでいく。
いいものは受け継ぎ、変えるべきことは変えていく。
それが風土になり、文化になるんだと思います。
自分が選んだこの仕事、自分が選んだこの会社、より良い環境にしていきたいものですね。
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