おはようございますん。
貯金しようと思ったら出費が重なりまくりで、結局これまでの人生全然貯金した事がない佐藤です。
32歳貯金なし。やばいですね。
いや、こんな時代だからこそ逆に振り切っててイケメンという説もありますね。
ないですね。
さて、ショートヘアが大好物の私は、昨夜、それについて物想いを馳せておりました。
最近も「まだ自分の髪質の可能性を見出そうとしている小川真衣子(30)」を切ったばかりです。
小川の真衣子さんと言えば、
剛毛・くせ毛・乾燥・ダメージしやすい
という、髪界の4天王の称号を欲しいがままにしているラスボスです。
その割に、持ってくるヘアスタイルは柔らかくて軟毛の恵まれた素材の持ち主の写真ばかりです。
しかし
ここで注目したいのは、これは美容師でもそうなんだから、一般のお客様はもっとそうだと思われる案件だということ。
自分の髪質を理解している方は以前に比べると増えてきたと思いますが、まだまだ分からない方も沢山いらっしゃる事でしょう。
そして何より
この髪型は自分には出来ないと分かっていたとしても、もしかしたら出来るかもしれないという淡い期待を抱くことは何も悪いことではありません。
そこで我々に出来ることと言えば
●扱いやすいカットを提供する
●無理に見栄を張って出来ます!などと盛らずに真摯に向き合う
ことじゃないかと思います。
そこで思うわけです。
そういった髪質の方々に作る(特にショート)スタイルの場合、往々にしてその髪型は
スタイリング剤ありきなヘアスタイル
が圧倒的に多い。
そこに若干の悔しさを感じるわけです。
これはもうエゴに近い感覚なので、スタイリング剤付ければ済む話なんですが、付けなかった時のそれといえば、まぁ、言わずもがなな場合も多々あるわけです。
夏休みに虫捕りに行く小学生みたいな髪型になっていることもしばしばです。
短くすることで髪の毛が立ちやすかったり、ボリュームがMAXになったり、量を落とせばその分短い髪が増えることになり負の螺旋スパイラルが巻き起こるわけです。なので、カットで生まれた”広がり”を抑える為のスタイリング剤なわけです。
仮に何も付けたくないとか、スタイリング剤は付けないポリスーを持っている方だとしたら、下手したらその髪型はおススメ出来ないヘアスタイルになってしまう場合もあります。
そういうのが、実に悔しい。
スタイリング剤が山ほど付いてこの収まり。
本人もいつも言ってますが、スタイリング剤の消費量がハンパないらしい。
スーパーカブの方が燃費よし。
元々僕は、量を減らしまくる系美容師ではないので、そんなことを考えるのでしょうなぁ。
そこら辺についてはまた今度。
では、アディダス。