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染めたてはいいのにすぐ色が落ちてしまう
なんてお声はカラー剤と人類の細胞レベルでの進化がない限り、未来永劫謳われ続けるテーマソングだと思います。
抜けにくいカラーはあっても、抜けないカラーは今の所見たことがありません。
どんなに真っ黒に染めても色は落ちるものです。
食えば食うほど太っていく三十路体質とは正反対ですね。
さて、カラーリングにおける考え方として、「抜けるのを前提とした色味提案」なるものを日々遂行しています。
なりたい色やお客様の髪質に応じて、今から2回〜3回を目安に少し長い目線でのヘアカラーを楽しんで欲しいという考えからです。
もちろん、女性心として「今」が1番決まりたいのは重々承知の上でのスタンスなのですが、理由としては、その方がお客様の満足度は高いと感じているからです。(僕個人の見解です)
むしろ、今の要望も叶えながら、次回来店までに狙った褪色をするように設定するという所にエネルギーを使っています。
レシピの組み方で褪色過程が変わる
透明感のあるカラーリングをしたい場合は少しずつ明度を明るくしていくことが必須です。
色持ちは色の濃さと比例し、明るさと反比例します。
”濃ければ持ちが良いが暗くなり、薄ければ持ちは悪くなるけど明るくなる”
ここら辺を踏まえてレシピを設定します。
このレシピの組み方で、見た目は同じ色でも褪色過程も変わるのがカラーの面白いところです。
こちらのモデルさんは、久しぶりに明るくしたいご要望だったので、ブリーチ後、グラデーション状になるようにレシピを組み一発塗り。
褪色イメージは、グラデーション状になるように根元〜中間は暗めだけど、褪色したら毛先とほぼ同等の明るさになるように設定し、それに合わせて毛先も設定しています。
約1ヶ月後、無事全体が明るめのベージュ系ハイトーンに褪色し、オンカラーしたのがこちら。
初回よりも濃いめのベージュ系に。どちらも透明感の範囲内です。
1回目は明るくしたい!という要望を踏まえて作り、2回目は初回より色持ちを重視した作り方です。
必ず褪色することをネガティヴに捉えず、ポジティブに活用することが、現実的だし、カラーを楽しめる一つのポイントだと思ってます。
その時のお客様の要望、なりたい色やニュアンス、状態に合わせて、ヘアカラーを考えていくと、褪色ヒステリーにはならないし、自分の髪が好きになるはず!
良きヘアカラーライフを!