昨日お客様を染めてて、「これは・・・」という何とも言えない手応えを感じたのですが、上がってみると、想像を越えた仕上がりになっていたので、興奮してつぶやいちゃった所存です。
もちろん染める前は、ある程度イメージをしてレシピを設定するのですが、「それを越えてきた」というニュアンスがしっくり来ます。
いわゆる「アッシュグレイ」「マットアッシュ」と言われるような類のカラーなので、そこまで珍しいものではありません。笑
beforeを見ていきましょう
染める前はこちら。
オーダーは「みんな暗くしてるので明るくしたいです、けど、秋色がいいです」
出ました!お洒落さんの天邪鬼思考!猛爆
しかし、髪を明るくしたくなる方のほとんどが
「もう既に君の髪は明るい部類に属しているのだよ状態」 に陥っていることを忘れてはいけません。(※個人の見解なので確証はありません)
「明るく」するリスク
通常のヘアカラーで、髪を明るくするということは、「ギラギラしやすくなる」ということでもあります。つまり、「褪色した時のあのテンション上がらない感じ」を身に纏うようなイメージと近い。
「明るい」=「色素は薄い」ので、褪色も早いです。すぐギラギラする。もしくは、これまでの履歴によっては、「これ本当に染めたの?」となるパターンも考えられます。
でも、「明るくしたい」のが乙女心です。
さて、どうしましょう。
そんな貴女にはWプロセスカラーだ!
1発でならなかったら、2発で勝負!
カラー剤の1回のポテンシャルでカバー出来ないときは、2回に分けてプロセスを踏みます。(時間と予算はかかりますが)
今回は、①明るくしてなるだけ赤味を削る、②削った赤味を更に消し去り、透け感を出す
という工程です。
※今回はブリーチは使ってません
仕上がり
【プリズムカラー】の真骨頂
お気付きの方もいらっしゃるかと思うのですが、これ「明るくなってない」んです。
むしろ、暗くなってる(笑)
↓↓↓
どう考えても暗くなってますね(笑)
ただ、髪の透明感レベルでいうと、月とスッポンレベルに透け透けになってます。光に透かすと、あらやだ、あなた透け透けじゃないの!となることは間違いありません。
ヘアカラー全般的に言えることかもしれないですが、このカラーは見る角度や場所によって見え方が違う
、詳しく言えば、アッシュベージュにも見えるし、マットアッシュにも見えるし、アッシュブルーでもあるし、アッシュグレイでもあるという、欲張り放題のカラーリングなのです。
これを プリズムカラー と名付けました。
ググってみたら、なんかもう既にあったけど、手法が違ったみたいなので、これはオリジナルネーミングということにしときます。ドヤァ
このカラーの極意
とりあえず、濃い濃いの危険かもしれない濃い濃いの、それはもう濃い濃いのカラーを詰め込みまくるという手法です。
これもまた、「コクのあるヘアカラー」の一員ですね!
濃いめに入れたカラーは褪色が綺麗なのも魅力です!
オススメです!
▽Wプロセスカラー(L)
¥7,000+5,000
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