SATOWEB(佐藤雄樹)

MIYAVIのライブに行ったら久しぶりに心から感動した話

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はいどうもこんにちは。いっぺいです。昨日ですね、友人に誘われMIYAVIのライブに行って来ました。MIYAVIは確か2013年か2014年に1回ワンマンに行って以来4〜5年ぶり2回目で、最初は久しぶりに観に行ってみるか〜ぐらいの軽い気持ちやったんですけど、結果的に真芯にぶっ刺さって死ぬ程感動したライブだったので、これはもうコラムを書こうと思った次第です。あーかっこよかったぜMIYAVI。

いっぺいとMIYAVIのこれまで

まだ自分が大学生だった頃、焼肉ウエストでバイトしてた時のバイト仲間がMIYAVIが大好きやったんですね。そいつとはバイト以外の時間もよく一緒に遊んだりしてて、そいつがいっつも自分の車で流してるのがMIYAVIでした。MIYAVIかL’Arc〜en〜Cielでした。まず最初にMIYAVIを知ったのがそれです。その当時のMIYAVIは、元々組んでいた『Dué le quartz(デュール クォーツ)』というV系バンドを抜けソロでの活動を始めてちょっと経った頃やったんですね。たぶん世間的な認知度もそこまで高くなかった頃です。当時のアーティスト名はMIYAVIではなく「雅-MIYAVI-」でした。そのバイト仲間きっかけで知ったMIYAVIを、当時の自分はあんま好きじゃなかったです。というか結構引いてました。名前も「雅-MIYAVI-」でなんか中二全開っぽかったし、V系上がり丸出しのゴリゴリの化粧とジャラジャラのピアスやったし、何よりそのバイト仲間が好きやったんで。そいつL’Arc〜en〜Cielが好き過ぎて二十歳ぐらいん時に結構まじで「俺はhydeになる」って言いよったし、当時そいつ中川翔子が大好きで「俺はしょこたんと結婚する」って真剣に言いよったし、当時はなかなか痛い奴やったんすよ。(今でもめちゃくちゃ仲は良い。)去年一緒に飯食った時に「そういやお前しょこたんと結婚するって言いよったよな?」っつったら「それはまじで忘れてくれ」って言いよったんで今はだいぶましになったんやろうけど。そんな激痛な友人が好きなぐらいやけん、自分から雅-MIYAVI-を聴こうとすることはまずありませんでした。どうせイタい感じなんやろうって決めつけて。けどそいつと一緒に遊んでそいつの車に乗ったらまぁ雅-MIYAVI-が嫌でも耳に入ってくるわけですね。当時の曲のタイトルも結構イタくて、『ロックの逆襲 -スーパースターの条件-』やら、『Freedom Fighters -アイスクリーム持った裸足の女神と、機関銃持った裸の王様-』やら、『雨に唄えば〜ピチピチチャプチャプランランブルース〜』やら。なんか曲のタイトルのセンスも凄ぇ嫌やったんですよ。やたらサブタイトル多用してくるとこもうわーって感じで。

あとこれは全く関係ないんですけど、自分Sonar Pocketの曲タイトルも無理なんですよ。『ネバギバ!』とか『ラブレター。〜いつだって逢いたくて〜』とか『月火水木金土日。〜君に贈る歌〜』とか。笑かすつもりじゃなくて真剣にこんなタイトル付けて、このおじさん達恥ずかしくないんかなって心配になるレベルです。蕁麻疹出るわ。ソナポケ好きな人いたらごめんなさいねほんと。

ソナポケのお詫びに雅-MIYAVI-の『ロックの逆襲 -スーパースターの条件-』のMVを見つけたのでどうぞ。

今見てもうわーって感じです。いかにもって感じです。hydeになりたくてしょこたんと真剣に結婚したいと考えてる激痛フレンドが雅-MIYAVI-が好きで、しかもこんないかにもV系っぽい中二っぽい感じやったらそら好きになれんでしょうが。おれは何も悪くない。

まぁMIYAVIを知った最初の印象はそんな感じやったわけです。で、自分もバイトを辞め大学を卒業して社会人になり上京してその友達とも会う頻度が急激に減って、自然とMIYAVIから遠ざかる生活となりました。で、次にMIYAVIに出会ったのが2012年、「ZEUS」というガムのCMでのこと。自分は電気グルーヴが大好きで、当時発売された新シングル「SHAMEFUL」がロッテより新発売されるZEUSってガムのCMに使用されることを知りました。これが実際の電気グルーヴ×ZEUSのCM↓

あのいつもふざけている電気が真面目にCMやってます。あのおじさん達ちゃんとCMとかできるんですね。ちなみに電気グルーヴを略す時に「電グル」って言う人いますけど、電気グルーヴの略称は「電気」です。

で、電気きっかけで何となくそのZEUSの特設サイトを開いてみたら、コラボするアーティストが電気だけじゃなくてMIYAVIもいたんですね。昔のイメージを抱いたままMIYAVIバージョンのCMも見てみたら、

え、何か洗練されてねぇ?ちょっとかっこよくなってねぇ?てか何だねそのギターテクニックわぃ。。ってなりました。君昔はだいぶ中二臭かったじゃない。アクセサリーもゴテゴテで、もっとチャラチャラしてて、それが何だいそのスタイリッシュな感じわぃ。名前もいつの間にかMIYAVIになっとるし。目つきの悪さは相変わらずだけれども、何だかちょっと良いじゃないか君。。ってなりましたね。たかだか30秒程度のCMなのに、昔からの変わりようにかなり衝撃を受けたのを覚えています。

あれ、あのhydeなりたいしょこたん大好き男のせいでMIYAVIに良い印象持ってなかったけど、曲のタイトルや世界観、風貌なんかで今まで毛嫌いしてきたけど、何か今のMIYAVIはあの頃とはちょっと雰囲気が違うぞっと思って、その時に最新のMIYAVIを調べて聴きました。

あれー!?何か良いじゃない!ギターとドラムだけのシンプルなサウンドなのに厚みが凄いじゃない!てか何だねそのスラップ奏法は!ギターのチョッパーなんて初めて見ましたけど!君昔そんなんじゃなかったじゃない!ってなって、一撃でMIYAVIを見直し、これが自分がMIYAVIを好きになったきっかけとなりました。これは後で調べて知ったことなんですけど、ちょうどこの『WHAT’S MY NAME?』の前にロサンゼルスに留学に行って洋楽に傾倒し、自身の楽曲も英語歌詞が中心になると共に脱・ヴィジュアル系を始めたんやって。そんで出来たのが『WHAT’S MY NAME?』。このシフトチェンジは大成功やと思いました。現に自分もMIYAVIの中二臭さとかいかにもV系みたいな部分が苦手やったわけやし、まんまと『WHAT’S MY NAME?』でMIYAVIを好きになったし。

ほんで明確な時期は忘れたけど、2013年か2014年頃に一度MIYAVIのライブ観てみようと思ってワンマンに足を運びました。けど当時はV系からギターチョッパー多用の洋楽インスパイアへ移行してそんな経ってなかった時期やったこともあり、楽曲が新旧半々ぐらいのセトリやったんですよ。そこでもやっぱり自分は今のMIYAVIは好きやけど昔の雅-MIYAVI-やった頃の曲はあんま好きやないなーって再認識しました。けどそのライブ以来、昨日2回目のライブに行くまではMIYAVIのライブからは遠ざかってました。好きは好きやけど、ツアーの度に熱心に通うほどではなかったというか。自分は好きが多すぎるので、まだその当時は自分の中の1軍には入れられませんでした。

今のMIYAVIは凄かった

ほんで昨日、実に4〜5年ぶり2回目のMIYAVIのライブ。圧巻でしたね。構成は相変わらずシンプルで、ギターボーカルのMIYAVIとサポートドラムが主、あとはDJとコーラスが2名という編成。スタイルを変更してからのMIYAVIの強みは何と言ってもギターチョッパーにあると思うし、その強みを最大限に活かせる良い編成やと思います。今やってるツアーのじゃないですけど、直近のライブ映像をどうぞ。雰囲気だけでも伝われば。

MIYAVIは過去に6度の世界ツアーを成功させており、現在は7度目の世界ツアー中です。昨日行ってきたライブもそのツアーで、日本公演が終わるとこれから世界を回ってくるそうです。世界を股に掛け活躍しているだけに昨日はフロアに外国人のお客さんも多かったです。DRUM LOGOSにあんなに外国人のお客さんが入ってるのを初めて見ました。あとはフロアのお客さんの熱量の高さ。あそこまでフロアが歓声で埋め尽くされたDRUM LOGOSも初めてでした。

完全に過去のV系に染まったアーティスト像を脱却し、完璧にロックミュージシャンとして進化した現在のMIYAVI。ロサンゼルスへの留学が自身の変化のきっかけになり、同時にワールドツアーを行うなど世界に視野を広げた活動を行ってきました。現在では、国際連合難民高等弁務官事務所(UNHCR)という機関より親善大使に任命され、世界の難民問題に対して活動しています。今や国連の大使です。他に就任しているアンジェリーナ・ジョリー共に、実際にレバノンやミャンマーなどの難民キャンプ地を訪れ、ギターと歌で現地の子ども達に希望を与えています。

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最近ではロヒンギャ難民に関するニュースが世界的な問題として取り上げられ、各々情報を耳にすることが多くあると思うんですけど、実際に現地に足を運んで現地の人と触れ合って、何か彼らのために自分が役に立てないか模索し活動に反映する、めちゃくちゃ格好良いじゃないすかそんなん。遠くから心配だとかああしろこうしろ口で言うのはいくらでもできるけど、実際に現地に行くって行動に移すのはなかなかできることじゃない。直接的な解決には結び付かんかもしれんけど、自分ができるギターと歌で慰問を続ける。何それほんとめちゃくちゃ格好良い。V系の頃はあんなに毛嫌いしてて本当にごめんねMIYAVI。そうした難民問題への解決の願いを込めた曲もあります。

自身の活動が認められ国連の大使を就任し、そこでの活動を自身のアーティスト活動へ還元する。(ちなみにこの『The Others』以外にも他に数曲、ミュージシャン以外の活動経験から生み出された曲があります。)『The Others』のYouTubeコメント欄を見てると「昔のMIYAVIが好きだったけど今はそんな…」みたいなのがあったりしたけど、自分は今のMIYAVIの方が絶対に格好良いと思う。音楽以外の活動で得た経験を自身の楽曲に昇華して、それをライブハウスで披露してお客さんを熱狂させる。昨日のライブはまさにそんなライブやったと思うし、久しぶりに心の底から感動するライブでした。自分ほんとアホなんで馬鹿みたいにライブ行くし、昨日のMIYAVIのライブが今年14本目のライブ鑑賞やったし、ほぼ週1ペースやし、そんな馬鹿みたいなペースでライブ行ってるとどうしても1本1本に対する感動ってのは薄れていくんですよね。ちょっとやそっとじゃ感動しなくなってくる。そんな自分が全身が粟立つ程の感動を覚えるライブでした。

MIYAVIは今年だけでも1月はモデルとしてパリコレのランウェイを歩いたり、2月は役者として映画撮ったり難民キャンプ地を訪れたり、3月からはワールドツアーが始まったりと、世界を股に掛けまくって活動してますが、その経験のすべてがきっと自身の音楽活動に昇華されているんでしょう。ちょっと今後は熱心にMIYAVIの活動を追いかけていくしかないじゃないか。自分は実写映画アンチマンなんやけど、MIYAVIが朽木白哉を演じる映画BREACHは観に行ってみようかな。「散れ 千本桜」は言うんかな。

この頃の雅-MIYAVI-は嫌いやったけど、

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今のMIYAVIは大好きになりました。

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ちなみに

MIYAVIがキャラチェンを図った後から現在までサポートドラムを務めているのがBobo(ボボ)って人なんですけど、この人が元々組んでるのが「54-71(ごじゅうよんのななじゅういち)」ってバンドで、この54-71も変態的でめちゃくちゃ格好良いのでよかったら聴いてみてください。

 

それではまた、気が向いた時に。

この記事を書いた人

いっぺい
310より「音楽馬鹿野郎」と名付けられた熱狂的音楽マニア。弟の名前は二平と三平です。
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