SATOWEB(佐藤雄樹)

もっと売れるべき実力派バンド4選

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はいどうもこんにちは。いっぺいです。2018年になって早くも40日が経過しましたね。こわっ。

年が明けてライブには5本行ってきました。8日に1本。良いペースですね。ほぼ週1ですね。2月は残り3本ライブが控えてます。良いペースですね。アホですね。

さて、新陳代謝が激しい昨今の音楽界。毎年新しいスターが誕生しては、そう言えば最近あのバンド露出が減って最近何やってんだろうって思うベテランもいたりしませんか。栄枯盛衰は一つの摂理だと思うのである程度それは仕方ないとして、とは言え音楽界ってそれが顕著でかなり残酷な世界だと思うんですよね。例えば女王蜂とか。どうすか皆さん、映画『モテキ』の頃にめっちゃこれ聴きませんでした?

音楽的にもビジュアル的にも激烈にパンチが効いてて、否が応でも女王蜂の世界観に引きずり込まれたんじゃないかと思います。自分の周りでも普段大して音楽聴きもしないのに、モテキが流行った時期だけ女王蜂女王蜂言ってた友達がいたんですけど、実際に今でも女王蜂聴いてるかどうか聞いてみたら「あー全然聴いてないねー」つってました。当時も何となく流行ってたっぽいのでデスコだけ聴いてただけなんだと。たぶん音楽に熱心じゃない人からしたらまぁそんなもんですよね。あの頃の女王蜂聴いとったんやったら今の女王蜂も聴けや。確実に進化してて、デスコの頃とは比べもんにならん良いライブするぞ。今の女王蜂は泣けるぞ。

バンドなんて何がきっかけで売れるか分からんもんで、正直売れてる理由がいまいち理解できんバンドがもてはやされてたりするもんです。顔が良ければいいのかとか、メンバー編成がちょっと珍しければいいのかとか、思うところは色々あります。ゲスの極み乙女。なんてその最たる例で、ゲスが売れた理由なんてちょっと珍しい曲調で男2人・女2人って編成が珍しくてドラムがちょっと可愛くてレコード会社がめっちゃ宣伝したからでしょ。純粋に曲が好きー!てだけであれ聴いてた人少ないでしょ。だからたかだか不倫ぐらいでファンが蜘蛛の子を散らしたように離れていったわけでしょうが。まぁベッキー抱いた時は自分もちょっとはよりによってベッキーかよ。。えのぴょんの感性やっぱ凄いんやなぁ。。ぐらいは思ったけども。不倫ぐらいで離れていくようなファンはどうせindigo la Endとかマイクロコズムとか知らねぇし聴いてねぇでしょうよ。まじで何でこれが売れるか分からんってのは、ある種芸人に近いようなもんを感じます。

こんなもんプレイヤーでも関係者でもない一個人がブーブー言っててもどうにもならんのですがね。別に音楽界だけじゃなくて、どんな世界にも大なり小なり理不尽は付き物だとは思います。とは言え、今何故か売れている音楽やバンドより音楽的には確実にこちらの方が秀でているのに、何故このバンドはあんなうんこバンドより売れてないんだって思うバンドが山程いるので、今回はその中から選りすぐって4バンド紹介します。めっちゃ自己満で押し付けです。

Yellow Studs

自分の中でもっと売れてほしいバンドの筆頭です。イエロースタッズ。通称イエスタ。Yellow Studsには本当に売れてほしいし、露出もガンガンしてほしいし、こんなバンドがスタンダードに売れる世の中になってほしいと切に願っています。まずはとにかく聴いてくれ。

文句無しに格好良い。無骨で男臭い。重くて痺れる。

Yellow Studsは完全無所属のインディーズバンドで、2003年から活動しているまぁまぁベテランのバンドです。ロックやガレージ、ジャズなど様々な要素を取り入れた、超攻撃的楽曲。そしてそれに乗せたボーカル・野村太一のしゃがれ声。格好良い。よくTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTなんかと比較されます。ちなみに5人組のバンドなんやけど、ボーカルとギターが兄弟です。

イエスタは長い間逆境と戦ってきたバンドです。事務所無所属で15年もバンド活動を続け、ガレージにはTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTやBLANKEY JET CITYなんかの偉大な先輩がいるせいで比較の的にされ、なかなか陽の目を浴びず、それでも腐らずに名曲を量産してきました。自分としてはミッシェルやブランキーなんかよりガレージのストロングスタイルはイエスタだと思ってるんですけども。スタンスもヤケクソっぽいけど強気やし、曲にもバンバン皮肉を込める。けど、イエスタの音楽は本当に真っ直ぐ。男が惚れる男って感じのバンドです。たまに曲に弱さを入れたりするのもズルいなぁと思ってます。今までめちゃくちゃ戦ってきたことを知っているからこそ、ボーカル野村さんの詞が鉛みたいに重くて心に刺さる。イエスタみたいなバンドを応援しなくてどうする。

こんなバンドが死に物狂いで自分達のロックを掻き鳴らしていて、もうファッションの一環で音楽をやっているようなチャラついたバンドを応援なんかできない。他所でやれ。イエスタと同じ土俵に立つな。

おとぎ話

結成は2000年、初のアルバムリリースは2007年、活動歴は10年を優に超えるこちらもまぁまぁベテランのバンドです。おとぎ話の強みはポップさと少年の心を忘れない大人が見せているような世界観。

デビュー時期が毛皮のマリーズやTHE BAWDIESなんかと近く、同時に起きたロックンロールリバイバルブームにも乗り切れず、正直全然正当な評価を受けてないとずっと思ってます。おとぎ話はUKやUSのロックを上手く自分達で解釈出来ているバンドやと思うし、その音楽性は普遍的。最近では四つ打ちロックやメロコア、シティポップなんかが流行っているせいでなかなか陽の目を浴びづらいとは思うけど、結局最終的に強いのはこういうシンプルで万人に届くロックンロールやと思います。初期は青春パンク的な要素も強かったけど、ここ最近のおとぎ話はキャリアの積み上げと共にメロディや曲構成などがめちゃくちゃ上手くなってて、間違いなく今が等身大で最高に脂が乗った状態です。

音が綺麗でスッと心に入ってきやすい曲が多くて、本当に良いバンドやなぁと思います。

Large House Satisfaction

2005年結成のバンド、ラージハウスサティスファクション。まずバンド名いかつくないっすか?ラージ!ハウス!サティスファクション!大きい!家!満足!バンド名の由来は、メンバー3人でバンド名考えてた時にとりあえず3人で好きな英単語1つずつ出し合ってそれを足してできたらしいです。大きい!家!満足!そんなLarge House Satisfactionの楽曲はこんな感じ。

最初10秒ぐらいの車とイントロの感じでちょっとだけL’Arc〜en〜CielのDriver’s Highっぽいよね。あとMVの内容は全体的にダサいけど曲はめちゃくちゃ格好良い。どうか曲だけ聴いて良し悪しを判断してください。同時期に星野源も「Crazy Crazy」っつう全く同じタイトルの曲出したけど、自分にとってのCrazy CrazyはLarge House Satisfactionの方です。星野源の方がパクりました。

前述のYellow Studsと音楽性がやや似とるんやけど、Large House Satisfactionも武器はストレートでハードなロックサウンドとギターボーカル・小林要司のしゃがれ声。チャラついた女受けなんか一切捨てたような超硬派な無骨さがめちゃくちゃ格好良いバンドです。SLAM DUNKで言うとゴリ、ONE PIECEで言うとゾロ、キングダムで言うと蒙武将軍並みの無骨さです。3人の風貌、演奏、声、その全部が男らしくて格好良い。3人とも格好良いけど、中でも特に「金と脂と女が好き、奈良漬とババアが嫌い」と豪語する、ベースの小林賢司が好き過ぎる。渋い。

ちなみにギターボーカルとベースは兄弟です。ベースの方がお兄ちゃん。Yellow Studs然り、おれ兄弟で組んどるバンドが好きなんかな。

踊ってばかりの国

ラスト。2008年に神戸で結成されたバンド、踊ってばかりの国。ギターボーカルの下津光史以外のパートは全部脱退と新加入を繰り返し、現メンバーの5人に落ち着いています。踊ってばかりの国の持ち味は、往年のゆらゆら帝国を彷彿とさせるようなサイケデリックな音楽性と程よい脱力感。ことサイケさで言うと、今の日本で真剣にサイケを追求して音楽やってるのって踊ってばかりの国ぐらいじゃないかなって思ってます。

ギターボーカルの下津光史がめちゃくちゃ感受性が高くて、やりたい事も進んでいく方向性も変わっていくことが多くて、ほんでもって我が強くってってタイプなのでメンバーがよく変わっていったけど、やっぱりバンドの核にあるのは下津光史の存在。人生に疲れてまじで死のうかなって思った時期があったり、病気で何回か死にそうになったこともあるらしくて、「死」についての曲もすごく多いです。その反面、鳴らしてるメロディはすごく柔らかくて手触りのいい感じで、悪く言えば生ぬるい感じもある。メロディはポップやけど、でも歌詞にかなり毒がある。というのが魅力のバンドやと思います。

踊ってばかりの国は毎年絶対ワンマンライブ観に行きよったんやけど、去年はまさかの福岡転勤があったせいで観れませんでした。かろうじてツーマンには行きました。今年こそはワンマン行くぞ。

 

さて、押し付け丸出しだった今回のコラムいかがだったでしょうか。今回挙げた4バンドも、ここには書ききれなかった他のバンドも、実力と知名度が見合ってねぇよって日々思っているバンドがほんとに山程います。いつか第2回書きたいなぁ。

それではまた、気が向いた時に。

この記事を書いた人

いっぺい
310より「音楽馬鹿野郎」と名付けられた熱狂的音楽マニア。弟の名前は二平と三平です。
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