SATOWEB(佐藤雄樹)

今最も勢いに乗るライブバンド

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はいどうもこんにちは。いっぺいです。「ライブバンド」の定義は曖昧だと思いますが、自分が思うライブバンドは「活動の中心がライブであるバンド」「音源売り上げやメディア露出よりライブ活動を重んじているバンド」「ライブ中に一番輝きを放つバンド」です。バンドである以上何よりもライブ活動に注力して欲しいって個人的な願望もあるし、そういうバンドに一番心を持っていかれます。ただしライブバンドの定義は曖昧で、判断基準も人それぞれ。自分が思うライブバンドは他の誰かにとってはそうじゃないかもしれんし、逆もまた然り。なので今回紹介するバンドはあくまで個人的な判断・好みなのですが、とりあえず世に広まってほしいと思います。

その名も『打首獄門同好会』

何ともおどろおどろしくて物々しいバンド名ですね。バンド名のインパクト的には国内一位なんじゃないでしょうか。打首獄門同好会は2004年に結成されたスリーピースバンドで、一度ベースのメンバーチェンジがあり、ギター・ボーカルが男性、ベースとドラムのリズム隊が女性という一風変わった編成で活動を行うバンドです。その物騒なバンド名から楽曲はゴリゴリのハードロックやメタルを想像してしまいがちなのですが、歌詞の内容が非常にユルい。生活感が溢れまくっている。「生活密着型ラウドロック」という唯一無二のジャンルを確立したバンドです。そんな打首獄門同好会の楽曲はこんな感じ。

以前さとラジでリクエストしてこれ流してもらった時に、310に一言「何これホルモンやん」て言われたんやけど、確かに似とる部分もあるけど単にそうじゃないんや。「ホルモンやん」の一言で片付けられない、本当に魅力が詰まりまくったバンドなんや。伝われ、打首獄門同好会の魅力とおれの愛。

打首獄門同好会との出会い

初めて打首獄門同好会を知ったのは、おそらく2011〜2012年ぐらい。ライブに行ったら終演後出口でよくフライヤーとか配ってるじゃないですか。誰のライブかは忘れたけど、そん時にもらったフライヤーで『打首獄門同好会』なるバンドを見つけ、なんて物騒な名前のバンドなんやって思いました。で、その1〜2年後のサーキットイベントに打首獄門同好会も出演しており、ちょうど自分のタイテ的にも空きの時間やったので気になっていた打首獄門同好会を見に行ってみました。その時点では一切予習なしで、バンド名から判断するにめっちゃハードなん想像してたんですよね。それで行ってみたらこんな曲ばっか。

じじばばが孫を超愛してる歌とかラーメン二郎の歌とか風呂入って速攻寝る歌とか、バンド名とサウンドはゴリゴリなのに凄く親近感が湧くテーマで、あっという間にハマりましたね。MV化してない曲もたくさんあって、焼き鳥の歌とか花粉症が苦しい歌とか味ぽんの歌とか岩下の新生姜の歌とか。そのおどろおどろしいバンド名とは裏腹に、打首の楽曲は凄く親近感が湧くテーマばっかり。310がぽろっと言った通り、打首のサウンドはホルモンに共通する部分もあると思うし、ホルモンが爆発的に売れた後にこのサウンドで勝負するのはいささか分が悪い。でも打首は楽曲のテーマやったり世界観で勝負をかけ、見事に「生活密着型ラウドロック」という自分らだけのジャンルを確立しました。

普通に考えて『打首獄門同好会』なんて名前のバンドが子供や女性から人気が出るわけないんですよね。ちなみにその他のバンド名の候補としては『切腹愛護団体』『終生遠島協同組合』なんてのがあったらしいです。どういう感性しとるんや。実際、自分も初めてフライヤーでバンドの存在を知った時は、バンド名だけのジャッジだとその音楽を聴いてみたいともあんまり思いませんでした。サーキットでのたまたまの出会いがなかったら今でも聴いてなかったかもしれません。それでも打首の楽曲には人を惹きつけるキャッチーさと、誰しもが共感できるあるある要素がふんだんに詰まってるんですよね。

ライブバンドの真骨頂

さて、最も勢いに乗るライブバンドなんて紹介をしてしまったのでそのライブについて言及しますが、打首は全国各地でライブやフェスに出演しまくっています。特にフェスに関して、以前フェスに関する記事を書いた時にも触れましたが、フェスのお客さんって1日で何組も見れてお得だわーって感覚の浅く広くの音楽ファンの人たちが多いじゃないですか。なのでフェスに出演した際の打首も、そのフロアのお客さんは打首のライブ見るのが初めてって人多いんですよね。そんなややアウェーの状況の中(これはもう打首だけじゃなくてフェスに出演するほぼ全てのアーティストはアウェーだと思いますが)、打首はフロアをブチ上げる力がハンパじゃないんですよね。ブチ上がるまでの時間が早いのと、ブチ上がった時の熱量が非常に高い。これはもう自分の体感でしかないんですけど、年間いくつものフェスに行き何十、何百というアーティストを見てきた自分の感覚的に、打首は特にその力が秀でている。一つは、バンドの持つ親近感やキャッチーさに起因していると思います。どんだけフロアに初見が多かろうがアウェーだろうが、聴き手の性別や年齢層を選ばないスタイルでお客さんの心をがっちり掴む。そしてそれは日々ドサ回り的にいくつものステージをこなしてきたからこそ身についてきた力なんだろうなーと思います。

打首はライブでよく披露する歌があります。

そう、絶対にみんな食べたことある「うまい棒」の歌です。このデリシャスティックをライブでやる時は、フロアのお客さん全員に必ずうまい棒が1本配布されます。なので打首のライブの前にうまい棒が配布された時は「あ、今日デリシャスティックやるな」って分かります。別にうまい棒の扱い方にルールはなくて、曲中にサイリウム的に掲げて振るもよし、食べるもよしなんですけど、打首のライブ終演後は絶対にフロアにうまい棒のゴミ一つ落ちてないんですよ。これって地味に凄いことだと思うんですよね。中には食べ終わった後に袋をその場に捨てちゃう輩もいるんですけど、周りの見つけた人が注意するか、終演後にフロアを見回して落ちてるゴミがあったら自分のゴミじゃなくても拾っていくファンが多数いる。自分は、ファンはアーティストの鏡だと思ってるんですよね。ライブの時とか好きなアーティストのTシャツ着てったりするじゃないですか。例えばライブとかサーキットとか同会場に多数のアーティストが集まるような場では多くのお客さんが思い思いの推しのTシャツ着てますけど、会場内外でのマナー違反とか発見したらやっぱりそのTシャツのアーティストに対するイメージも良くなくなっちゃうもんだと思うんですよね。そういった意味では自分はあまり04 Limited Sazabysのファンは好きじゃないです。周りに迷惑かかるようなはしゃぎ方する奴はフォーリミのグッズ身に着けとる奴が多い。あくまで個人的経験として。はい、まぁそんな持論があるんですけど、打首のファンって会場内外でのマナーがめちゃくちゃいいんですよ。それってファンがどんだけ打首のことを想っているかって意識の表れやと思うんですよね。楽曲が持つ親近感もそうやし、打首はSNSでもマメに情報を流しファンとの繋がりを大事にしているんですけど、ほんとにバンドメンバーとファンが良い形で互いに想い合えている証拠だと思います。

祝!日本武道館ライブ決定

そんな打首獄門同好会ですが、来たる2018年3月11日(日)、自身初となる日本武道館でのワンマンライブが決定しました。まぁ決定したのは今より半年も前からでしたけど。最近のバンドはある程度売れたら武道館やるって風潮があるせいで、武道館ライブの重みって徐々に薄れていっている気がするんですけど、それでも打首の武道館決定ってのは本当に価値があることだと思うんですよ。だって四国のお遍路とか

自分のプリン勝手に食べられて怒ったとか

日本人って魚好きよね

なんて題材ばっか歌にしてきたバンドですよ。よくよく考えたら改めてこんなバンドよく売れたわって思います。日々様々なステージに立つことで着実に力を着け、ファンの応援を追い風にまた一丸となって歩んできたおかげなんじゃないかって個人的には思っています。打首の武道館決定は一ファンとして本当に嬉しい。

武道館ライブが決まった2017年3月より、来たる2018年3月の本番に向け、打首はさらに勢力を拡大すべく「戦獄絵巻」という一年計画の活動中です。①夏・秋・冬・春の4シーズン連続音源リリース、②47都道府県ライブ全国制覇、③フェス全国制覇(北海道・東北・関東・東海・北陸・近畿・四国・九州)等々。この春夏もさらに一段階ギアを上げて各地でライブを行ってきたし、秋以降も引き続き勢力的にライブを行なっていく予定です。色んな仕掛けを行ってファンを楽しませてくれる打首ですが、やはり一番の輝きはライブで発揮されると思っとるし、打首は是非一度ライブに足を運んで欲しいと思うバンドです。

打首はあまりワンマンを打ちません。直近で打たれたワンマンは2016年のZepp Tokyoと2017年のSTUDIO COAST、共にキャパは2,000人程度のハコです。日本武道館の最大キャパは14,000人程度。今まで打ってきたハコの約7倍。初の武道館が決まって嬉しい一方で、いきなりキャパ7倍になって大丈夫かよって不安も正直あります。だからこその1年かけての「戦獄絵巻」の活動だと思うし、今年各地で出演しまくったフェスでもきっと新規ファンを増やしてきたはず。来年の武道館が今から楽しみでなりません

それではまた、気が向いた時に。

この記事を書いた人

いっぺい
310より「音楽馬鹿野郎」と名付けられた熱狂的音楽マニア。弟の名前は二平と三平です。
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