SATOWEB(佐藤雄樹)

すべての動物は平等である

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はいどうもこんにちは。いっぺいです。今回はただただ好きなアーティストを紹介するためだけにコラムを書きます。『AA=』というアーティストをご存知でしょうか。知らない人はそもそもこれの読み方すら分からんと思いますが、そのまんま「エーエーイコール」と読みます。

代表的なところで言うと、映画・ヘルタースケルターのエンディングテーマやってましたね。

あとは東京モード学園のCMソングもやってました。

ちなみにこの奇抜な女性ボーカルはAA=のメンバーではなくて、ゲストボーカルです。もう今は解散してしまったけど「0.8秒と衝撃。」ってバンドの「J.M.」ってメンバーです。このJ.M.ちゃん、個人的には日本の女性アーティストの中で一番美しいと思っているので、時間があったら画像検索してみてください。まじでドくそ可愛いです。

AA=とは

AA=とは、THE MAD CAPSULE MARKETSの司令塔であった上田剛士によるソロプロジェクトです。MVではがっちりバンドの形態とってたじゃないですか。ベースの上田剛士以外、あとは全員サポートメンバーという立ち位置です。サポートのメンバーもほぼ固定やし、みんなでバンドってことにすればいいやんとは思いますが、とにかくたくさんの優秀なサポートを引き連れた上田剛士のソロプロジェクトなんです。もう一個ちなみに、サポートメンバーの中には、俳優としても大活躍の金子ノブアキもいます。RIZEのあっくんも俳優のあっくんも格好良いですが、AA=でドラム叩くあっくんも果てしなく格好良いですよ。

さて、ぬるっとTHE MAD CAPSULE MARKETSってバンド名を出しましたが、上田剛士及びAA=を語るには、まずは何よりもTHE MAD CAPSULE MARKETSの説明をしなきゃなりませんね。THE MAD CAPSULE MARKETSは、1990年代前半にデビューし、2006年の活動休止に至るまで日本のラウドロックシーンの頂点に君臨していたモンスターバンドです。MADの音楽はその後の多くのロックバンドに多大な影響を与えました。自分はMADの世代というわけじゃないですが、MADは一時期聴きまくりましたね。

はい改めて格好良い。MADって解散じゃなくて活動休止なんよね。もう10年以上経つけど、復活を切に祈っています。

で、上田剛士って人はこのTHE MAD CAPSULE MARKETSのベースでありボーカルであり全楽曲のプロデュースを行っていたMADの頭脳とも言える存在でした。MADの活動休止から2年後、ソロプロジェクトとしてAA=を開始しました。

まぁ言ってしまえばAA=も上田剛士サウンド・MADサウンドってことになってしまうんやけど、そもそもMADが大好きな自分にとっては活動休止以降もAA=として上田剛士サウンドを聴き続けることができるのは本当に嬉しい。中でも特に「PEACE!!!」は大好きで、直訳すると平和の歌のはずやのにこんな破壊的なサウンドある?さらりと聞き流してしまいがちやけど、このセンス天才じゃね?まったく錆びてないどころか、感性が年々尖っていきよるぜ。

また、上田剛士はソロ活動を行うだけじゃなく、アイドルへの楽曲提供なんかも行っています。

楽曲提供って、基本的にはそのアーティストを引き立たせるために行うもんだと思うんですけど、アイドルを媒介にしてここまで我を貫ける上田剛士って凄くないですか。さすがにこれは狂っていると言わざるを得ない。ちなみに(今回ちなみに多いな)このBiSってアイドルに関しても語れば長くなっちゃうので今回は敢えて触れませんが、いつかBiSで一本コラム書きたいぐらいBiSのことも大好きです。BiSが好きな人とBiS飲みしたい。

今や世界的な成功を収めたBABYMETALにも楽曲提供してます。

これに関してはBiSほどめちゃくちゃはしてなく、BABYMETALの魅力も引き出しつつでもちゃんと上田剛士サウンドをぶち込んできてますよね。東京モード学園のCMソングになった→MIRAI→ (ポストミライ)を含め、上田剛士は女性アーティストとの相性も良いんですよね。改めてほんと才能とセンスの塊やわ。

狂ったセンスはこれだけじゃない

さてさて、では「AA=」というプロジェクト名、由来は何だと思いますか。ジョージ・オーウェルという小説家の小説「動物農場」に出てくる言葉「All Animals are Equal」に由来しています。動物農場という小説は、動物たちが飲んだくれの農場主を追い出して理想的な共和国を築こうとするが、指導者の豚が独裁者と化し、恐怖政治へ変貌していくといった過程を描いた内容です。(読んだことはないです。AA=好きやったんで由来調べた時に知りました。)「All Animals are Equal」。「すべての動物は平等である」。はて、何故それをプロジェクト名にした。メッセージ性強すぎてもはや怖い。クセがすごい。大クセじゃ。

そんなプロジェクト名が示す通り、1stアルバムには「4LEGS GOOD, 2LEGS BAD」「I HATE HUMAN」「FREEDOM」「ALL ANIMALS ARE EQUAL」「PEOPLE KILL PEOPLE」などといったタイトルの曲がモリモリ収録されています。大クセアルバムじゃ。ところがですよ、2ndアルバムから最新の5thアルバムに関しては、パタリとAll Animals are Equalのエッセンスがなくなったんですよ。じゃあ1stの恐怖すら感じるメッセージ性何やったん。いきなりトップギアで世界観作り過ぎてさすがに自重したんやろうか。

というような一般人の感覚によるツッコミは上田剛士にはまったく通用せんのやろうな。こんなこと言うこと自体が無粋な感じすらある。それ程上田剛士の世界観は突出しまくっとるし、カリスマ性がハンパない。

あと、AA=のライブのフロアはダイブ&モッシュ地獄です。しかも客層が割と高年齢。おそらくMADの時代からのファンだと思われる筋金入りのベテランキッズたちが年甲斐もなく力の限り暴れます。でもそこはさすがにベテラン勢だけあって、ダイブにしてもモッシュにしても怪我に繋がるようなことはせず、周囲へのマナーと配慮がちゃんとしています。フェス厨の大学生みたいな無茶してただただはしゃぐみたいなことは一切ないので、クラシカルで上質なライブハウスの楽しみ方を経験してみたい方にはAA=のライブはオススメです。

とにかく、AA=をご存知なかった方は是非一度聴いてみてほしいです。これまで5枚のアルバムを出してますが、1枚も外れなしです。そして少しでもAA=が格好良いと思った方は、是非ライブにも足を運んでみてほしいです。

それではまた、気が向いた時に。

この記事を書いた人

いっぺい
310より「音楽馬鹿野郎」と名付けられた熱狂的音楽マニア。弟の名前は二平と三平です。
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